フリード 板金塗装|クォーター傷・サビをキャンディ塗装で修理|山陽小野田市 若山自動車
こんにちは。山陽小野田市の若山自動車です。
今回は、ホンダ・フリードの板金塗装の事例をご紹介します。
スライドドアの後ろからクォーターパネルにかけてのこすり傷を、キャンディカラーで仕上げた修理です。
お客様は、駐車のときなどに左側をこすってしまったとのことでした。
その傷をしばらくそのままにしていたため、塗装が剥げた部分からサビが出はじめていました。
「広がる前に、きれいに直したい」というご相談です。
そこで今回は、パネルを交換せず、板金とキャンディ塗装で元通りに復元しました。
ちなみに、フリードのこの赤はプレミアムクリスタルレッドメタリック(R565M)という色です。
具体的には、ベース→カラークリア→クリアで色を出していく、キャンディカラー系の3コート塗装になります。
なお、この色は塗るのが難しく、対応していない工場もあるほどです。
うちの工場では、こういう手間のかかる色もしっかり対応しています。
今回の施工内容(フリード 板金塗装)
ホンダ・フリードのクォーターパネルを中心とした、こすり傷+サビの板金修理です。
プレミアムクリスタルレッドメタリック(R565M)のキャンディ塗装で仕上げました。
車種: ホンダ フリード
カラー: プレミアムクリスタルレッドメタリック(R565M・キャンディ系3コート)
損傷箇所: スライドドア後方〜クォーターパネル、フェンダーアーチ部
損傷状況: こすり傷と凹みで塗装が剥げ、一部からサビも発生
施工内容: スタッド溶接での板金・パテ成形・下地処理・キャンディ塗装(濁しぼかし)
ポイント: 凹みはスタッド溶接で引き出し、複雑なアーチラインはパテで再生。濁しで自然にぼかし
Before → After
入庫時は、こすり傷で塗装が剥げ、サビも出はじめていました。
特にフェンダーアーチのフチは、サビが進みやすい場所です。
そこで、板金で形を整え、サビを止めてからキャンディ塗装で仕上げました。
その結果、こすった跡がわからないレベルまで復元できています。

Before: こすり傷で塗装が剥げ、フェンダーアーチからサビが出ている状態です。

After: 板金とキャンディ塗装で、傷もサビもわからない仕上がりになりました。
作業工程
今回の施工は、損傷確認からスタッド溶接での板金、パテによる形状再生、下地処理、3コート塗装、ぼかしまで工程が多めです。
特にキャンディカラーはぼかしが難しいため、濁し塗装という方法で色をつなげています。
以下、写真つきで各工程を紹介します。
①損傷とサビ確認
まず、傷の範囲とサビの状態を確認しました。
こすり傷で塗装が剥げ、フェンダーアーチのフチからサビが出ています。
このサビをしっかり落としてからでないと、塗ってもまた浮いてきてしまいます。
そのため、下地づくりを丁寧に進めました。

②スタッド板金
今回は凹みもひどかったので、パテの前に板金で凹みを引き出します。
具体的には、スタッド溶接機で凹んだ面に金具を溶接し、そこを引っ張って形を戻していきます。
裏から叩けない場所でも、表側から引き出せるのがこの方法の強みです。
加えて、パテに頼りすぎず鉄板の形そのものを起こすので、長持ちする仕上がりになります。

③パテで形状再生
板金で大きな凹みを起こしたら、次は細かい形をパテで整えます。
フリードのフェンダーアーチは、ラインが2本入った複雑な形をしています。
この形を崩さず直すのが、今回のいちばん難しいところでした。
具体的には、反対側の同じラインをトレースし、パテで形を作り直しています。
加えて、研ぎながら何度も形を確認し、元の流れるようなラインを再現しました。

④サフェーサー
形が決まったら、サフェーサーを塗布します。
サフは、塗装の食いつきと表面のなめらかさを整えるための下地です。
乾いたら研磨して、塗装に入る準備を整えます。


⑤ベースカラー
ここから塗装です。まずはベースカラーを塗ります。
ただし、キャンディカラーはベースだけだと、まだ本来の深い赤になりません。
この後のカラークリアで、あの透明感のある赤に変わっていきます。

⑥濁しでぼかし
キャンディカラーで難しいのが、隣のパネルとの色のつなぎ目(ぼかし)です。
普通のぼかしだと、つなぎ目で色が濃くなったり薄くなったりしてしまいます。
そこで、ベースにカラークリアを少し混ぜた「濁し」でぼかしていきます。
この濁しを使うことで、つなぎ目が自然に消え、ムラのない仕上がりになります。
今回のようなキャンディ塗装では、この濁しが欠かせません。

⑦カラークリア
続いて、カラークリアを重ねていきます。
このカラークリアの層が、キャンディカラーの深みと透明感を生みます。
塗り重ねるほど赤に深みが出るので、色合わせには高い技術が必要です。

⑧クリアで完成
最後に、クリアを塗って艶と保護を与えます。
乾燥後はパネル同士の隙間(チリ)を確認し、磨き上げて納車です。
その結果、ぶつけた跡もサビもわからないレベルに仕上がりました。

キャンディカラーと濁し塗装について
プレミアムクリスタルレッドメタリック(R565M)のようなキャンディカラーは、普通の塗装とは工程が大きく異なります。
一般的な塗装は、ベース→クリアの2コートです。
一方で、キャンディカラーはベース→カラークリア→クリアの3コート構造になります。
このカラークリアの層によって、深みのある赤と透明感が生まれます。
ただし、その分だけ色合わせもぼかしも難しくなります。
そのため、今回のフリードの板金塗装でも、この色はとくに気をつかう作業でした。
実際に、濁しを使わないとぼかしのつなぎ目が目立ってしまいます。
うちではキャンディカラーの塗装実績がありますので、「特殊な色だけど直せる?」という車でもお気軽にご相談ください。
なお、バンパーや板金の料金目安は、若山自動車の料金表ページもご覧ください。
よくある質問
Q. キャンディカラー(R565M)の塗装は普通の工場でもできますか?
キャンディカラーは、ベース→カラークリア→クリアの3コートで色を出す特殊な塗装です。そのため、対応していない工場もあります。若山自動車では実績がありますので、安心してお任せください。
Q. こすり傷からサビが出ていても直せますか?
はい、直せます。ただし、サビはしっかり落としてから塗らないと、また浮いてきてしまいます。早めにご相談いただくほど、修理範囲も小さく済みます。
Q. パネルが複雑な形でも板金で直せますか?
はい。深い凹みはスタッド溶接で引き出し、複雑なアーチのラインは反対側からトレースしてパテで再生できます。交換せずに直せれば、費用も抑えられます。
Q. 修理にはどれくらい時間がかかりますか?
傷の範囲や塗装の工程にもよりますが、おおよそ数日〜1週間程度が目安です。なお、お急ぎの場合は代車のご用意もできますので、お気軽にお申し付けください。
Q. 山陽小野田市以外からでも依頼できますか?
もちろんです。実際に、宇部市・下関市など近隣エリアからも多くご依頼いただいています。まずはLINEか電話でご相談ください。
傷・サビ・事故修理は若山自動車へ
山陽小野田市で板金塗装のことなら、地元で長く車を診てきた若山自動車にお任せください。
こすり傷からサビ、難しいキャンディカラーまで、まずはお気軽にご相談ください。
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