こんにちは。山陽小野田市の若山自動車です。
今回は、フォルクスワーゲン・ビートルのロッカーパネル板金塗装の施工事例をご紹介します。左側のロッカーパネルにへこみと変形があり、板金修理+チッピング塗装で仕上げました。
ロッカーパネルはドアの下にあるパネルで、地面に近い位置にあるため飛び石や縁石などでダメージを受けやすい部分です。そのため、今回は仕上げにチッピング塗装を施して、飛び石による再損傷を防ぐ処理もあわせて行っています。
今回の施工内容
車種: フォルクスワーゲン ビートル
カラー: ベージュ系
損傷箇所: 左ロッカーパネル
損傷状況: ロッカーパネルにへこみ・変形あり
施工内容: ロッカーパネルの板金修理(スタッド溶接引き出し+パテ成形)・サフェーサー・塗装・チッピング塗装
施工のポイント: ロッカーパネルは裏側からアクセスしにくいため、スタッド溶接で表から引き出して修正。仕上げにチッピング塗装を施し飛び石対策も実施
Before → After
入庫時は左ロッカーパネルにへこみと変形がある状態でした。板金修理でしっかり面を出し、チッピング塗装まで仕上げた結果、損傷がわからないレベルに復元しています。

Before: 左ロッカーパネルにへこみと変形がある状態です。

After: 板金修理+チッピング塗装で、損傷がわからないレベルに仕上がりました。
作業工程
今回の施工は、損傷確認からスタッド溶接での引き出し、パテ成形、サフェーサー、塗装、チッピング塗装まで複数の工程があります。ロッカーパネルは裏側に手が入りにくい部位なので、表側からスタッド溶接で引き出すのがポイントです。以下、各工程を写真つきで紹介します。
① 損傷確認
まず、ロッカーパネルの損傷範囲を確認しました。へこみと変形がある箇所をチェックし、板金修理で対応できる範囲かどうかを判断しています。加えて、周辺パネルへの波及がないかも入念に確認しました。

② スタッド溶接で引き出し|ビートル ロッカーパネル板金塗装の要
ロッカーパネルは構造上、裏側からハンマーで叩き出すことが難しい部位です。そのため、スタッド溶接機を使って表面にピンを溶接し、専用工具で引き出す方法を採用しました。
実際に写真を見ていただくとわかりますが、溶接したスタッドピンをクランプで挟み、へこみを少しずつ引き出しています。一気に引っ張ると鉄板が伸びてしまうので、慎重に力加減を調整しながらの作業です。


③ パテ成形・研磨
引き出しが終わったら、残った微細な凹凸をパテで埋めて面を整えます。パテを盛ったあとは、サンドペーパーで丁寧に研磨して平滑な面を出していきます。
この工程は仕上がりの質を左右する大事なポイントです。具体的には、指先と目視で何度も確認しながら、ラインが自然につながるまで研磨を繰り返します。

④ サフェーサー塗布・面出し確認
パテの研磨が完了したら、サフェーサーを塗布します。サフェーサーは塗装の下地となる工程で、細かな傷やピンホールを埋める役割があります。
サフェーサーが乾燥したあとは、再度研磨して面出しを確認します。その結果、ここで微細な凹凸が見つかれば再度修正を行い、完全にフラットな面を作ってから塗装に進みます。

⑤ マスキング・塗装ブースでの塗装
塗装に入る前に、塗らない箇所をマスキングテープと養生紙でしっかり覆います。ロッカーパネルは隣接するドアパネルやフェンダーとの境目がはっきりしているので、マスキングの精度が仕上がりに直結します。
ブース内で塗装を行い、ボディカラーに合わせて仕上げました。

⑥ 完成
マスキングを剥がし、最終的な仕上がりを確認して完成です。チッピング塗装の質感もしっかり再現できており、修理した箇所がわからないレベルに仕上がりました。

ロッカーパネルの板金修理について
ロッカーパネルは車のドアの下に位置する細長いパネルです。走行中の飛び石や縁石へのヒット、乗り降り時の靴による擦れなど、日常的にダメージを受けやすい部位でもあります。
一方で、ロッカーパネルは裏側が袋状になっている車種が多く、裏からハンマーで叩いて直す従来の板金が使えないケースがほとんどです。そのため、今回のようにスタッド溶接で表から引き出す方法が有効になります。
また、修理後にチッピング塗装を施すことで、飛び石による再損傷のリスクを軽減できます。「せっかく直したのにまた傷がついた」というのはもったいないので、ロッカーパネルやサイドシル周辺の修理では、チッピング塗装をおすすめすることが多いです。
バンパー修理の料金目安については、若山自動車の料金表ページもご覧ください。
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よくある質問
Q. ロッカーパネルのへこみは板金修理で直せますか? はい、多くの場合は板金修理で対応できます。ロッカーパネルは裏側からアクセスしにくい構造のため、スタッド溶接で表から引き出す方法で修理します。ただし、損傷がひどい場合はパネル交換になることもあります。まずはLINEで写真を送っていただければ、おおよその判断が可能です。
Q. チッピング塗装とは何ですか? チッピング塗装は、飛び石や砂利から塗膜を保護するためのコーティングです。ロッカーパネルやサイドシルなど、地面に近い部位に施すことが多いです。少しザラッとした質感になり、塗装面を飛び石のダメージから守ってくれます。
Q. ロッカーパネルの修理にどれくらい時間がかかりますか? 板金修理+塗装+チッピング塗装の場合、おおよそ3日〜1週間程度が目安です。損傷の程度や部品の状況によって変わりますので、詳しくはお問い合わせください。なお、代車のご用意も可能です。
Q. 保険を使って修理できますか? はい、対応しています。保険会社とのやりとりもサポートしますので、保険を使うかどうか迷っている段階でもお気軽にご相談ください。
Q. 山陽小野田市以外からでも依頼できますか? もちろんです。実際に、宇部市・下関市など近隣エリアからも多くご依頼いただいています。まずはLINEか電話でご相談ください。
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