プリウス バンパー 傷を全面塗装で修復|山陽小野田市 若山自動車
こんにちは。山陽小野田市の若山自動車です。
今回は、トヨタ・プリウス(30系)のバンパーの傷を全面塗装で修復した施工事例をご紹介します。
このプリウスは右フロントバンパーに擦り傷ができてしまった状態で入庫されました。ただ、当初は別の板金屋さんに相談されていたそうです。ところが「ちょうどシンナーの在庫が少なくて対応が難しい」と断られてしまい、そこからうちにご相談いただきました。プリウス バンパー 傷の修理は依頼が多いので、もちろん即対応しています。
加えて、お客様からは「傷のところだけじゃなくて、ボンネット先端やバンパーの上向き面の塗膜の劣化も気になっている」というご相談もありました。そのため、傷の補修だけでなく、サフェーサーを入れてバンパー1本まるごと全面塗装で仕上げる方針に決まりました。

今回の施工内容
トヨタ・プリウス(50系)のブロンズマイカメタリック(カラーコード4T3)。左フロントバンパーの擦り傷に加え、上向き面の塗膜劣化が進行していたため、サフェーサーからバンパー全面を塗り直した施工です。
車種: トヨタ プリウス(50系) カラー: ブロンズマイカメタリック(カラーコード4T3) 損傷箇所: 左フロントバンパー 損傷状況: 左側に擦り傷、加えてバンパー上向き面の塗膜劣化 施工内容: バンパー脱着 → 傷補修 → サフェーサー塗布 → 全面塗装 → ボカシ塗装で隣接パネルと色合わせ 施工のポイント: 部分補修ではなくバンパー1本全面を塗り直すことで、塗膜の経年劣化もリセット
Before|バンパー左側の擦り傷と塗膜劣化
入庫時の状態を確認すると、左フロントバンパーに比較的はっきりとした擦り傷が入っていました。傷自体は1か所ですが、フォグランプベゼル付近から下に向かって走っており、塗膜の下まで達している部分もあります。

Before: 右フロントバンパーの擦り傷。傷は1か所ですが、深さがあるため部分タッチアップでは目立ってしまう状態でした。
加えて、お客様が気にされていたのがバンパー上向き面とボンネット先端の塗膜です。よく見ると、塗膜表面が細かく荒れていて、艶が落ちてきています。プリウスの50系はもう年式も上がってきているので、特に上向きの面は紫外線の影響で塗膜が劣化しやすい部分です。

Before: バンパー上向き面の塗膜が劣化し、艶が落ちてきている状態。傷の補修だけだと、ここの劣化は残ったままになってしまいます。
そのため、今回は傷の周辺だけを部分補修するのではなく、バンパー1本まるごと塗り直すご提案をしました。費用は少し上がりますが、その結果として塗膜の劣化もまとめてリセットできるメリットがあります。
作業工程|バンパーの傷修理と全面塗装の流れ
ここからは、実際の作業工程を写真とあわせてご紹介します。バンパーの脱着から下地処理、サフェーサー、塗装、組み付けまで、順を追って見ていきます。
① バンパー脱着・損傷確認
まずはフロントバンパーを車両から取り外します。バンパーを外すと、車両側のラジエーターサポートやヘッドライト周辺の状態も確認できます。今回は車体側への損傷はなく、バンパー単体の修理で対応可能と判断しました。
② 足付け・下地調整
取り外したバンパーは、ダブルアクションサンダーで全体に足付け(塗装の食いつきを良くするための表面処理)を行います。全面塗装なので、傷の周辺だけでなくバンパー全体をしっかり研いでいきます。

足付けの目的は、新しい塗料がしっかり密着するように表面を整えることです。ここを丁寧にやっておかないと、後で塗装が剥がれる原因になります。そのため、うちの工場では下地工程に一番時間をかけています。
③ 傷部分のパテ処理
擦り傷の深さがある部分には、パテを薄く盛って表面を整えます。パテが乾いたら、面が出るまで研いでいきます。この工程で傷の段差を完全に消しておかないと、塗装後に痕が残ってしまうため、慎重に作業しました。

④ サフェーサー塗布
下地調整が終わったら、サフェーサー(下塗り塗料)を塗布します。サフェーサーは塗膜の密着性を高めるだけでなく、細かい凹凸を埋めて表面を平滑にする役割もあります。

そのため、サフが乾いたあとは再度研磨して、ベースカラーが綺麗に乗る面を作っていきます。
⑤ ブロンズマイカメタリック(4T3)の塗装
下地が整ったら、いよいよ塗装ブース内でブロンズマイカメタリック(カラーコード4T3)を吹き付けていきます。メタリック塗装は塗り方のムラが出やすいため、スプレーガンの距離と速度を一定に保ちながら均一に吹いていきます。

なお、メタリック系の色は同じカラーコードでも調合の微妙な差で色が変わって見えることがあります。そのため、隣接するフェンダーやボンネットと色を合わせるため、テストピースで色味を確認しながら調色しました。
⑥ クリア塗装・ボカシで色合わせ
ベースカラーが乾いたら、クリア塗装で艶と保護層を作ります。
⑦ 組み付け・最終確認
塗装が乾燥したら、バンパーを車両に組み付けて完成です。最後にチリ合わせ(パネル同士の伱間調整)と磨きを行いました。

After|傷も塗膜の劣化もまとめてリセット
完成後のバンパーがこちらです。傷はもちろん、上向き面の塗膜の艶も新車のように戻りました。
After: 右フロントバンパーの傷も、上向き面の塗膜劣化も同時にリセット。ボンネット側とのつながりも自然な仕上がりになっています。
実際に、お客様からも「思ったよりずっと綺麗になった」と喜んでいただけました。部分補修だと傷は消せても塗膜の艶までは戻せません。一方で、全面塗装にすることで、その車の見た目全体が若返るような仕上がりになります。
バンパーの傷|部分補修か全面塗装か
プリウス バンパー 傷の修理でよくご相談いただくのが、「部分補修と全面塗装、どっちがいいの?」というご質問です。
具体的には、判断の目安はこんな感じです。
部分補修が向いているケース:
- 傷が小さく、塗膜の劣化がほとんどない
- できるだけ費用を抑えたい
- 年式が新しく、塗装の色ヤケが少ない
全面塗装が向いているケース:
- 傷だけでなく塗膜の劣化やくすみも気になる
- バンパー全体の艶を取り戻したい
- 部分補修だと色の差が目立ちそう
今回のように年式が経ったプリウスの場合、上向き面の塗膜は紫外線で必ず劣化していきます。そのため、傷の修理のタイミングで一緒に全面塗装にしておくと、結果的にコストパフォーマンスが良くなることが多いです。
なお、バンパー修理の料金目安については若山自動車の料金表ページをご覧ください。
その他の施工事例はこちら:
よくある質問
Q. バンパーの傷だけでも修理してもらえますか? もちろん対応しています。傷の大きさや深さによって、部分補修か全面塗装かをご提案いたします。具体的には、LINEで傷の写真を送っていただければ、おおよその判断と見積もりをお伝えできます。
Q. 他の板金屋さんに断られたんですが、対応してもらえますか? はい、ご相談ください。今回のお客様も他社で「シンナー切れで対応できない」と断られてうちにお越しいただきました。塗料の在庫やブースの空き状況は工場ごとに違うので、断られても諦めずにご相談いただければと思います。
Q. バンパーの塗膜が劣化していますが、傷の修理だけでも大丈夫ですか? 部分補修でも傷自体は消せます。ただし、塗膜の劣化はそのまま残ってしまうため、補修した部分と周辺で艶の差が出ることがあります。そのため、気になる場合は全面塗装をおすすめしています。
Q. 修理にどれくらい時間がかかりますか? バンパー全面塗装の場合、おおよそ3~5日程度が目安です。なお、お急ぎの場合や代車が必要な場合もお気軽にご相談ください。
Q. 山陽小野田市以外からでも依頼できますか? もちろんです。実際に、宇部市・下関市など近隣エリアからも多くご依頼いただいています。まずはLINEか電話でご相談ください。
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