スペーシア ロッカーパネル板金修理|パテ成形で復元|山陽小野田市
こんにちは。山陽小野田市の若山自動車です。
今回は、スズキ・スペーシア(MK42S)のロッカーパネル板金修理の施工事例をご紹介します。
お客様は右側のロッカーパネルを擦ってしまい、塗装が剥がれて下地が見えている状態で入庫されました。ロッカーパネルはドアの下にある部分で、縁石や段差で擦りやすい場所です。放置すると錆が広がってしまうため、早めの修理が大切になります。
今回はパネル交換ではなく、板金修理で対応しました。具体的には、まずスタッド溶接機でへこんだパネルを引き出し、そこからパテで面を整えて、サフェーサー→パールホワイト塗装で仕上げています。交換なしでここまで戻せるのが板金修理の強みです。
今回の施工内容
車種: スズキ スペーシア(MK42S)
カラー: パールホワイト
損傷箇所: 右ロッカーパネル
損傷状況: 擦りによる塗装剥がれ・下地露出
施工内容: 板金修理(スタッド溶接機によるパネル引き出し→パテ成形→サフェーサー→パールホワイト塗装)
施工のポイント: スタッド溶接機でパネルをあらかた引き出してからパテ成形する、パネル交換なしの板金修理で復元。パールホワイトは2コート塗装のため、ベースとクリアの色合わせが重要
Before → After
入庫時は右ロッカーパネルの下端に擦り傷があり、塗装が剥がれて下地が露出していました。このまま放置すると、露出した鉄部分から錆が発生してしまいます。そこで、スタッド溶接機でパネルを引き出し、パテ成形+サフェーサー+パールホワイト塗装で修復。その結果、擦った痕がわからないレベルまで仕上がっています。

Before: 右ロッカーパネル下端の塗装が剥がれ、下地が露出している状態です。

After: パテ成形+パールホワイト塗装で、擦り傷がわからないレベルに仕上がりました。
作業工程
今回の施工は、損傷確認からスタッド溶接機によるパネル引き出し、パテ成形、サフェーサー塗布、水研ぎ、塗装、磨き仕上げまでの工程があります。写真が4枚と少なめですが、各工程のポイントをしっかり解説していきます。
① 損傷確認・下地処理
まず損傷の範囲を確認しました。右ロッカーパネルの下端部分が擦れて、塗装が剥がれている状態です。パネルにへこみも見られましたが、鉄板自体が大きく折れているわけではなかったため、パネル交換ではなく板金修理で対応できると判断しました。
損傷部分の周囲をサンダーで足付けし、古い塗膜を落としていきます。加えて、脱脂をしっかり行い、次の工程に備えます。この下地処理を丁寧にやるかどうかで、仕上がりの持ちが大きく変わってきます。

② スタッド溶接機でパネル引き出し
下地処理のあと、パテを盛る前にスタッド溶接機を使ってパネルをあらかた引き出します。スタッド溶接機とは、鉄板の表面にピンを溶接して、そのピンを引っ張ることでへこみを元の位置に戻す道具です。
この工程を入れることで、パテの量を最小限に抑えることができます。パテを厚く盛りすぎると、経年で割れやヒビが入るリスクがあります。そのため、まず機械でできるだけ面を出しておいて、残った微妙な凹凸だけをパテで仕上げるのがうちのやり方です。地味ですが、仕上がりの耐久性に直結する大事なひと手間です。
③ パテ成形・サフェーサー塗布
スタッド溶接機でパネルを引き出したら、次はパテを使って面を整えていきます。ロッカーパネルは直線的なラインが多い部分なので、パテの成形精度がそのまま仕上がりに出ます。そのため、何度もパテを盛っては研磨を繰り返し、元のラインに近づけていきます。
パテが整ったら、サフェーサーを塗布します。サフェーサーには、パテと塗料の密着を高める役割と、細かい傷を埋めて表面を滑らかにする役割があります。実際に、サフェーサーを吹いた段階で面のうねりがないかチェックし、気になる部分があれば再度修正します。

④ 水研ぎ|塗装前の最終仕上げ
サフェーサーが乾燥したら、水研ぎに入ります。水研ぎとは、耐水ペーパーを使って水をかけながらサフェーサー面を研磨する作業です。この工程で表面を均一に整えることで、塗装の仕上がりが格段に良くなります。
なお、水研ぎは地味な作業に見えますが、板金塗装の品質を左右する非常に重要な工程です。うちの工場では、手で触ったときの感触を確認しながら、面のうねりが完全になくなるまで丁寧に研磨しています。水研ぎが終わったら脱脂をして、いよいよ塗装に入ります。

⑤ パールホワイト塗装・磨き仕上げ
塗装ブースに入れて、パールホワイトの塗装を行います。ベースとパールを分けて塗装する3コートパールになります。クリアコートを重ねることで、あの独特の輝きが出てきます。
塗装後はしっかり乾燥させてから、最後に磨き上げて完成です。その結果、擦った部分がどこだったのかわからないレベルに仕上がりました。

ロッカーパネルの修理について
ロッカーパネルは、車のドアの真下に位置するパーツです。縁石や段差、駐車場の車止めなどで擦りやすく、うちの工場にもよくご相談をいただく部位のひとつです。
擦り傷の段階で修理すれば、板金+塗装で対応できるケースがほとんどです。一方で、放置して錆が進行すると、パネル交換や溶接が必要になり、修理費用が大きく上がってしまいます。そのため、「ちょっと擦っただけだから」と思っても、塗装が剥がれていたら早めに相談していただくのがおすすめです。
また、ロッカーパネルは下廻りに近い場所でもあるので、修理と一緒に防錆処理を行うこともできます。特に山陽小野田市のように海が近いエリアでは、塩害による錆も気になるところです。防錆についてもお気軽にご相談ください。
バンパー修理の料金目安については、若山自動車の料金表ページもご覧ください。
他の施工事例はこちら:
よくある質問
Q. ロッカーパネルの擦り傷は板金修理で直せますか? はい、塗装剥がれや軽いへこみ程度であれば、スタッド溶接機でパネルを引き出してからパテ成形+塗装で対応できます。ただし、錆が進行して穴が開いている場合は、パネル交換や溶接が必要になることもあります。まずはLINEで写真を送っていただければ、おおよその判断をお伝えします。
Q. ロッカーパネルを擦ったまま放置しても大丈夫ですか? 塗装が剥がれた状態で放置すると、雨水や塩分で鉄板に錆が発生します。錆が広がると修理範囲も費用も大きくなるため、できるだけ早めの修理をおすすめしています。
Q. パールホワイトの塗装は色合わせが難しいですか? パールホワイトはベースの白にパール粒子が含まれているため、角度によって見え方が変わります。そのため、隣接パネルとの色合わせには経験が必要です。若山自動車では隣接パネルへのボカシ塗装を行い、自然な仕上がりになるよう対応しています。
Q. 修理にどれくらい時間がかかりますか? ロッカーパネルの板金修理の場合、損傷の程度にもよりますが、おおよそ3日〜1週間程度が目安です。なお、お急ぎの場合は代車のご用意もできますので、お気軽にお申し付けください。
Q. 山陽小野田市以外からでも依頼できますか? もちろんです。実際に、宇部市・下関市など近隣エリアからも多くご依頼いただいています。まずはLINEか電話でご相談ください。
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